三つ編みのような編み地の柳とラタンが編み込まれた手の込んだ作りのかごバッグ・バスケットは、蓋部分はラウンド型、革製のハンドルや黒い木枠の縁取りもエレガントなデザインです。今から100年以上も前に作られたと見られ、古き良き時代に夏の避暑地へ持って行ったのでしょうか。留め具などもクラシカルな形で、底面は木製になっており、長い年月を経て全体が飴色になり趣があります。当時のモードの中心地フランスから北欧へ輸入されたパニエと呼ばれるバスケットです。
古い時代のバッグですので、外出時に持ち歩くというよりも、お部屋で大切な小物などを入れたりディスプレイ収納としてお楽しみいただくことをお勧めしますが、革部分を補強して頂けば作りはしっかりとしているのでお出かけバッグとしても活用できると思います。
コンディション
蓋の留め革に裂け、ハンドル革部分の表面に若干の剥がれ、僅かな編みの欠損、木製の内底部にシミと削れたような僅かな凹み、蓋を閉めた時に本体との間に若干隙間が開くものの、大変古い年代の製品にしてはしっかりとしており良い状態です。
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素材: | 柳、ラタン(藤)、革 |
サイズ | W22.5cm D14cm H17cm |
重量 | 266g(箱・梱包材は含まず) |
生産国 | フランス |
製造年 | 19世紀後半(推定) |